ブルーチップ ベトナム投資ニュース

情報通信省のTran Duc Lai副大臣によると、IT技術者の養成は
2007年～2008年にわたって積極的に実施されたが、その後は養成を
請け負う大学が減少している。ITを専攻する学生の数も同様の傾向だ。

ホーチミン市IT協会によると、Aptech、NITT等の民間IT技術者養成機関は
この3年間で売上が毎年20％減っている。

大学が獲得できたIT専攻の学生は計画の85％だった。
ITを専攻する学生の数は確実に減少している。

供給源が減ったことにより、FPT Software、Global Cybersoft、LogiGear等の
ソフトウェア会社は人材の大量雇用ができない状況となっている。

近年、IT分野の魅力が失われつつある原因は、政府が適切な政策を実行せず、
要請品質がまだ低いことに加え、卒業生への職業アドバイスがないことだ。
また、企業と教育機関の繋がりも弱い。

ホーチミン市では2012年にIT産業による売上が86兆VNDに達するとされ、 2011年より63％の増加が見込まれている。 ソフトウェア産業の売上は8兆VNDに達し、2011年より31％減った。 一方、ハードウェア産業の売上は78兆VNDで90％の増加となっている。 ハードウェア産業の売上に大きく貢献したのがIntel Vietnamであり、 同社の売上は14億USDを超えている。 2012年末現在、IT分野で活動している会社の数は約1,930社である。 2012年にIT分野で新設の申請を行った外国会社は42社で、投資申請額は 約320万USDだった。また、現在、IT分野で活動を継続している外国企業は 166社であり、投資申請額が約11.3億USDである。