ブルーチップ ベトナム投資ニュース

ズン首相とホーチミン市人民委員会との会議でも、
不動産市場の状況打開と、不良社債の解決方法についての協議がなされた。
国家銀行の統計では10月31日までの
不動者分野の借金は約207.595兆VNDで、
昨年末より3.6％増加しているとのこと。

その中で工業団地、加工団地の整備に対する借金は14.957兆VNDで、
前年末比3％減となった。
しかし、新住宅地整備に対する借金は36.926兆VNDで、
前年末比40.3％増加。
高層ビル整備に対する借金は29.273兆VNDで、同比10.9％減少。
自宅の修理や、購入に対する借金は49.587兆VNDで、同比6％増加。
その中で、不良社債が借金全体の13.5％を占めている。
ハノイ市だけで、不動産分野の借金は全体の23.7％を占めている。

さらにホーチミン市では、不動産分野に対する借金が
国全体の47.8％を占めている。
不動産投資に対する借金は 66.084兆VND、
他分野（自宅購入、社宅整備、低所得者の自宅購入）
に対する借金は18.916兆VND。
不動産投資に対する不良社債は約4.145兆VND、
不動産投資に対する借金の全体の6.27％を占めている。

ただ、国家銀行の統計は、他の消費目的で不動産に投資された借金を
加算していない。
また、担保資産のある借金が全体の46.5％を占めている。
不良社債は不動産に対する借金の13.5％を占めている。
ただ、大半の不動産会社は期限まで製品を売れないため、
借金の返済能力は低い状況が続く。