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2010年01月08日

CBRE ハノイ不動産市場の今後を占う


ホテル分野では新案件の稼動により、
国内外の観光客が増加しつつある。


現在、外国観光客は主にホーチミン市を訪れることが多いが、
今後はハノイ市を選ぶ傾向になることが見込まれている。
これは、Marc Townsend CBREベトナム会社社長の予測だ。

チャンスと危機

Townsendによると、2009年、CBREの投資資金の80%が
ハノイに導入されたのだという。
ハノイ市はベトナムの首都であり、最良な投資機会を有し、
良き投資市場であると評価された。
マレーシア、シンガポールなどアジア各国の投資家もハノイに注目している。

Townsend氏は
「ハノイ住宅市場の状況について、2年前までは全く分からなかったが、
今は良く見えるようになった。」と述べた。

2009年はインフレが上昇し、金利引き上げや、新法律の整備などにより、
市場の透明性が改善された。
特に、外国投資家にとってよい影響を与えた。

CBREは、2010年から有効になる新規定が、
外国投資家に対して様々な利益をもたらすだろう、としている。
各省市を連結する高速道路、橋も続々と建設されていく。
ただ、慎重に検討すべきなのは、交通と環境問題である。
ベトナムは2009年、毎日300台の車を消費していたが、
道路整備が追いつかず、交通、汚染問題は徐々に深刻化している。
インフラ整備に対する圧力も増加している。

これらが不動産投資に対しても影響を与えている。
ベトナムは水、電気の不足という危機に直面しており、
それが不動産市場にも影響を与えることになりそうだ。

Da Nang市空港、Da Lat市空港、Nha Trang市空港等
新たなインフラ施設の整備も進められており、国内交通をの充実化を図っている。
ただ、これらが大規模航空会社に利用されるかどうかは、まだ分からない。

「セカンドハウス」市場

別荘は多くの家庭の夢である。
都会の生活費が徐々に高騰してきていることから、
郊外住宅に対する需要が高まっている。
マンション等に対する需要も非常に大きい。

不動産市場の中で、現在最も関心を集めているのは、別荘である。
CBREによると、投資家も別荘市場の対象が、ベトナム人であることを認識
しつつあるという。

小売市場、オフィスリース市場などは急激に変動している。
最近では、ベトナム企業が、
外国企業と同レベルのビルを利用する傾向になってきている。

その他、付加価値が増加している分野は、賃貸マンション分野である。
2009年の空きマンションはわずか20%であった。
2010年の貸出率は95%にのぼると予測されている。
ホテル分野も新案件により更なる発展が見込まれる。

2010年は、道路はもとより、空港整備等インフラ整備がますます進む予定であり、
北部の不動産市場が注目されることになりそうだ。

2010年ベトナム不動産市場 CBREの予測:

・ベトナム投資家が圧倒的な位置を占める。
・外国投資家は高値の土地を避け、未開発地域に集中する。
・外国投資は減少傾向にあるものの、ハノイ、ホーチミン両市を中心に
引き続き導入される。
・不動産ファンドが引き続き活発に活動する。
・民間企業の財源が市場で圧倒的な位置を占める。
・企業の上場が相次ぐ。
・投資家が長期貸出案件を優先的に探す。



Vneconomy.net  2010年1月8日

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