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2010年07月26日

不動産市場で注目される分野は


ベトナム経済が発展する中、外国投資資金のうち、
大きな割合を占めている分野は不動産分野である。
年初5ヶ月でベトナム不動産への外国投資申請資金は
12億8000万USDとなり、FDI全体の17%を占めた。
ただ、不動産市場全体に投資されるわけではない。


中級不動産商品-旅行用不動産商品の発展展望

2010年もベトナム経済は成長しているが、
まだ様々な問題がある。不動産に対する需要は大きいが、
各前年と同様、急速な発展がない。
2008年の不動産市場のブームと
2009年の政府の経済発展の引き上げ政策は、
展開中の一連の不動産計画、特に、高級不動産計画に
影響を与える。そのため、不動産市場の需給バランスが
悪化している。高級住宅、オフィスの供給源は急増しているが、
需要が追いついていない。

逆に小売市場、中級住宅、旅行用不動産の発展展望が大きい。
まず、ベトナムの人口密度が高く、アジアの平均密度の2倍、
世界の平均密度の5倍である。
農村から大都市までの移住も、この不動産市場に対する
需要を拡大している。

他にも、年末の資金貸出成長率が、大きく増加すると期待されている。
6月までの資金貸出成長率は10%にしか達していないが、
今年の目標は25%である。そのため、中級住宅、小売市場、
旅行用の不動産市場が最も容易に資金を借り入れることができる。

需要は急増する傾向にあるが、供給源が拡大していない。
実際、中級住宅は2009年までにまだ投資家に注目されておらず、
2010年の販売数がまだ制限されている。
他にも、販売価格が最も影響を与えている要素である。

ベトナムの観光分野の成長率は、長期間10%以上を維持している。
その他、2010年にハノイ建都1000年記念式典
及び政府の旅行工業の発展の促進方針により、
旅行用不動産の発展展望が大きい。



証券投資紙 2010年7月26日

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