« 増加ノンストップ、電化製品の輸入額 | メイン | カンボディア投資額、45%減の1億1,400万USD »

2011年01月14日

競争激化が予想される2011年の住宅販売市場


2011年のベトナム不動産市場に関する
記者会見でCBREベトナムのMarc Townsend
取締役社長は住宅の供給源が引き続き
増加すると述べた。


2010年第4四半期のCBRE全体報告では
ハノイ市の住宅市場はアパート2,850戸を
追加で供給したことにより、供給源が
2010年第2四半期より50%近く増加し、
うち半分は出資契約の方式で一般の人に
販売されている。

CBREの統計によると、ホーチミン市では
この1年間で住宅の供給源が急激に増加し、
2010年にはアパート約2万1,000戸が
追加販売されて供給源の増加が2009年の
倍以上となった。

Marc Townsend氏は一般と中級のアパートに
対してのニーズがまだ高いと述べており、
今回販売されるアパートは面積が狭いため
1件当たり15億USDしかないと続けた。
また、高級アパートが売りにくい状況であり、
販売業者は様々なプロモーションを打って
販売ネットワークを拡大している。

Savillsベトナム不動産販売価格研究調査部の
Troy Griffiths-担当社長は中級アパートの
市場が急速に成長し、競争の圧力が大きいため
投資主が商品を多様化させなくてはならず、
主に質が高くて地理的に便利な商品開発を
進めていると発表した。Troy Griffiths 氏は
「2011年は不動産市場の開発にとって楽な年だ。
市場は前半6ヶ月で安定的になる」と述べた。

また、Marc Townsend氏は、2011年には
投資主が新商品の開発を慎重に検討することが
必要であり、消費者のニーズと好みについても
詳しい研究が必要であるとしており、この間、
多くの投資主が新しい販売対策を適用した。
例えば、複数の販売代理人を利用して独自時の
販売人材を養成すること等であると述べ、他にも
投資主は優れた清算制度、なるべく多くの柔軟な
PR方式等を対策として適用している。

Marc Townsendは案件のマーケッティングが
一番重要であり、多くの投資主がマスメディアで
PRするために巨額の予算を確保していると伝え、
インターネットで宣伝する方法も非常に重要だとの
見解を示した。最近、Indochina Plaza Hanoiや
Richland Southern、Everrich IIなどに代表される
ホーチミン市とハノイ市の大規模の住宅ビルは
盛んにPRされている。

Troy Griffiths氏はベトナムが不動産市場で
有利なマクロ的経済環境を持っていると述べた。
これらの根拠は都市化スピードが高いこと、
人口が若いこと、豊富者が増加していること、
消費額が増えていること、親とは別居したいと
考えているカップルが多いことである。

Troy Griffiths氏はさらに続け、2011年は
不動産商品に対する要求が高まっているため、
投資主が豊かな特色を持った不動産の新商品を
開発しなくてはならないと述べた。
証券化、再構造、不動産投資ファンドの開設は
外国投資活動を支え、国内需要に対応するための
手段である。


証券投資紙  2011年1月14日

« 増加ノンストップ、電化製品の輸入額 | メイン | カンボディア投資額、45%減の1億1,400万USD »

    ・本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
     万が一、本資料に記載された情報に基づいて
     皆さまに何らかの不利益をもたらすようなことがあっても 、一切の責任を負いません。
    ・本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、
     投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。
    ・本資料の全部または一部を無断で複写・複製することを禁じます。

運営会社編集方針お問い合わせプライバシーポリシー