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2012年01月19日

外国投資家、ベトナムの不動産市場を楽観視


多くの外国投資家がベトナム不動産市場にはまだ魅力があり、
今後もエキサイティングな状況になるだろうと予測している。


Chua Tiow Chye-Mapletree専務

我々はベトナムの不動産市場が発展していると見ており、特に商業用の不動産、
倉庫、工業団地、小売用の不動産、住宅等の不動産においては、まだニーズが
非常に高いと考えている。

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専務はさらに「私はベトナム経済が長い期間をかけて安定した発展を遂げ、
外国投資家の関心がより高くなっていること、ベトナム人の消費も
増加していることでおの見解が正しいと判断する」と発言した。

これによってMapletreeはベトナムの長期的な発展を信じ、将来的には
ベトナムで民間不動産投資専用ファンドを開設する予定である。

Peter Ryder-Indochina Capital専務

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ベトナムから撤退した外国投資家は少なくないが、それはベトナムで長期的に
活動する計画を持っている外国投資家にとってのチャンスである。2012年には
Indochina Capitalが最低2つの投資案件を実施する予定であり、それらは
ホーチミン市とハノイ市で実行される。

現在、Indochina Landはホーチミン市の第9地区にある8ヘクタールに及ぶ
分譲別荘の販売を開始しており、Indochina Landによると15%が売れた。

ベトナム不動産市場の状況は明るいものではないが、ハノイ市とホーチミン市は
今後の15年~20年で最も活発に発展すると予想されている。

Park Chun Seon-Inpyung社長

現在、ベトナムの不動産市場は停滞している状況だが、どんな国でも発展期に
不動産市場が不安定になるのは当然のことであり、ベトナム市場も例外ではない。
私は2012年3月~4月に不動産市場が急速に発展すると考えている。

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皆はハノイ市で住宅マンションの供給がだぶついて売りにくいと心配していたが、
最近、投資資金不足を理由に多くの会社が工事を取りやめ、これらの不動産物件が
中止された。そのため、財政力が充分で先進技術を使って工事されるものは
計画通りに行われ、販売面での競争は激化しない。

しかし、ハノイでは多くの物件が高級住宅マンションと呼ばれたが、実際には
そのレベルに達するほどの品質を持っていない。また、大規模な団地の建設に加え、
一般の生活を支えるサービスがまだ不十分である。今後は管理品質や管理フィーが
消費者の決定に大きな影響を与える。顧客満足度は不動産開発事業にとって最も
重要なポイントである。

Vneconomy.net  2012年1月19日

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