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2009年02月27日

国債発行額 2009年は55兆ドンの予定


今回の発行予定額は過去最大で、
インフラ整備への投資及び需要拡大に利用される予定である。


国会常務委員会は、2月26に
今年の国債発行による調達資金を55兆ドンに上げるという
計画投資省の提案に合意した。

このうち、36兆ドンは国会に上程された今年度予算額であり、
7.730兆ドンが2008年の未調達額、
11.500兆ドンが追加資金である。

2009年、ベトナムの国家予算収入が急速に減る可能性がある。

原油や他の商品輸出による収入がかなり減っているためである。
原油の輸出価格は当初見込みでは70USDであったが、
現在、30USD~40USDに下がっている。
所得税の減免、滞納による減収は、約50兆ドン~90兆ドンと見込まれる。
また、投資開発及び社会福祉政策のための経費増大圧力がある。

Nguyen Chi Dung計画投資省次官によると、このような状況下では、
国債の発行が経済衰退抑制及びマクロ経済安定に対して重要な役割を持つ。

今回の国債発行額に合意した国会事務局員は、
ベトナムの資金調達力を危惧している。

近年、ベトナムは国債発行を通じた大量な資金調達計画を立てたものの、
調達実績は芳しくない。
2007年の計画は22兆ドンであったが、
調達できた資金は7兆ドン、と32%に留まる。
2008年は調達できた資金が20兆ドンで、計画の62%であった。



Vnexpress 2009年2月27日

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