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2012年02月23日

ロシアがベトナムにミサイルの製造技術を提供


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ロシアのRIA Novosti Newsによると、同国とベトナムの間では
2012年中に対艦弾道ミサイル (anti-ship missile)の生産を協力する
計画が立てられている。


これは海岸防衛活動の強化を見据えたベトナムの動きと言える。
Bloombergによると、対艦弾道ミサイルは基本的にロシアの
Uran対艦弾道ミサイルの技術を駆使して生産される。
この情報はロシア軍事技術協力機構のMikhail Dmitriev 所長より
知らされた。ミサイルの攻撃範囲は半径250キロメートルで
ヘリコプター、船、陸上から発射することが可能。

シンガポールで東南アジアを専門に研究するIan Storey 氏は
「この対艦弾道ミサイルはベトナムにとって極めて重要な役割を持つ。
中国の海軍が強大化する背景もあり、権力のバランスはこの武器で
変わらないが、ベトナムにとっては大きな前進である」と述べた。

スウェーデンのStockholmにある国際平和研究所の統計によると、
ロシアはベトナムにとって主な国防武器の調達先であり、
1990年~2010年までの間にベトナムが輸入した武器の80%は
ロシアの物である。ベトナムは2010年に国防活動のため、
24億USDを出資しているが、中国の1,140億USDには遠く及ばない。

Vneconomy.net  2012年2月23日

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