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2012年06月14日

ベトナム、中国の電力を1,300VND/kWhで購入


商工省によれば2012年に中国の電気が約1,300VND/kWhに値上がりしたが
国内の発電所における購入単価は約800~900VND/kWhしかなかった。


昨年のベトナムと中国による電力購入契約は単価が5,8 cent/kWhだが
2012年に中国の購入単価が1,300VND /kWh相当の6,08 cent/kWhに上がった。

ベトナム水力発電所からの購入単価は800~900 VND/kWh、石炭火力発電所からの
購入単価が1,280~1,300 đồng/kWh、オイル火力発電所からの購入単価は
5,500~6,000VND/kWhとなっている。

この計算によると、中国の電力はベトナムの小規模な水力発電所より
およそ400~500 VND/kWhも高い。

ベトナムは中国から2004年より毎年50億kWhの電力を購入している。
2012年は年初の5ヶ月で11.6億kWh の電力を購入した。

中国との契約は5年ごとに締結され、購入単価は中国側のオファーで決まる。

ベトナムの中小規模な水力発電所は(ベトナム電力グループ)が
非常に安い価格で電力を購入すると表明したため、赤字で倒産状態だ。
2012年5月、商工省はEVNに対して30MW以下の生産能力を持つ水力発電所の
電力購入単価を2011年より5%アップすることに合意した。

水力発電所の規格で商工省は2万4千MWクラス1,097件の開発を認可した。
現在、そのうちの195件で工事が完了して活動を開始し、総生産能力は
国家電気生産能力の35%に相当する1万2千MWに達している。
EVNはさらに245件の発電所投資計画を実施し、生産能力は約7千MWに達する。

Sanotc.com  2012年6月14日

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