ブルーチップ ベトナム投資ニュース

1. 調達金利と貸付金利

VNDの調達金利は、一般的に年13.5～14％が適用されているが、
金融機関はほとんどそれについての宣伝活動を行わない。

農業農村や輸出に対する短期貸付金利は、年12.5～14.5％で、
営業生産分野に対しては年15～18％、
非生産分野に対してだと、年18～20％となっている。

USDの金利の場合、期限なしの預金金利は年0.2～0.5％、
12ヶ月以下の預金金利は年3.5～5.2％、
12ヶ月以上の預金金利は4.2～5.6％となり、
貸付金利は年5.5～6.5％、
中長期の預金金利は年6～8％が適用されている。

2. 銀行内の取引額

商業銀行によると、2011年1月5日までで、
銀行の取引総額は128.880兆VND、3.066億USDであるという。

今週、VNDの取引は1週間期限の預金が主流であった。
売上が56.898兆VNDで、全体の44％を占めた。
USDの取引も主に一両日期限の取引が主で、
売上が14.23億USDで、先週の取引総額の46％を占めた。

3. 銀行内の平均取引金利

2011年1月5日までの、銀行内の取引金利は以下の通りである。

VND取引の場合。
1週間、6ヶ月、12ヶ月の各期限と期限なしの取引金利は、
軽減する傾向にある。
上記期限の取引額の減少幅は小さく、
年0.01％から0.6％といったあたりで推移している。

1ヶ月と3ヶ月期限の平均取引金利は前期と変わらず、
一日と2週間期限の金利は、年0.06～0.07％で取引されている。

2週間から3ヶ月期限の金利は高く、年13％以上となる。
6ヶ月、12ヶ月等の長期期限の取引金利は、
年12.81～12.88％で取引されている。

最高預金金利は年14.5％、最低金利は年5％である（期限なしの金利以外）。

USD取引の場合。
一日、1ヶ月、12ヶ月の各期限の平均取引金利は、
引き上げられる傾向にある。
逆に2週間、6ヶ月期限の取引金利は下落傾向である。
1週間期限は変化なし。