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2011年12月15日

外国投資資金25兆VND相当、2012年中に撤退か?


ベトナム証券市場で活動している外国投資ファンドが投資家の圧力で
近いうちに換金しなくてはならないことは今に始まったことではない。
だが、2012年に25兆VNDの投資資金が撤退されるのは不思議なことだ。


今後の3年間が多くの外国投資ファンドがベトナム市場への投資を
換金するかしないか決定する時期となる。市場に変動が少ない場合は
換金のことが良策だが、世界中が金融危機に直面している現在の情勢では
換金を検討するべきである。

換金の圧力は明らかだが、外国ファンドは換金後に送金せず、他の品目に
投資する。VinacapitalのAndy Ho 社長は「25兆VNDという換金金額は
不適切な数字である」と述べた。

SAM (Saigon Asset Management)のNguyen The Lu社長によると、来週、
SAMはベトナム品目の投資期間を延期する理由を説明する予定となっている。
今すぐに換金する場合は30%~50%の赤字、1年から2年後に換金する場合、
利益を出せる可能性が高いという理論で投資家を説得する。

インフレ、金利、為替レート、銀行ネットワーク改善、国営企業民営化等への
対策は正しい方向で実施されているが、外国投資家は効果に疑問を持っている。

VN-Indexは外国投資家にとって関心のある問題ではない。既に活動している
ファンド以外にベトナムへの関心を持っているのは資金面に余裕のある
外国投資家であり、ベトナム市場が最も低くなった時点で証券を買い始める。

外国投資資金を確保することはファンド管理会社の話だけではなく、資金の
調達を望む企業の問題であり、特に政府がもっと具体的なメッセージで
効果の高い政策を実施することにある。

証券投資紙  2011年12月15日

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