ブルーチップ ベトナム投資ニュース

Nokia専務副会長のEsko Aho氏によると同社ベトナム携帯電話工場は
面積７０万㎡の敷地に建設され、2012年にオープンの予定である。

Esko Aho副会長の話ではBac Ninh省においてNokia工場の製品は
大部分が輸出される予定で、輸出比率は徐々に増加する見込み。
この比率は2012年で80％と予想されるが、2013年には92％の増加が
計画されている。この工場は2014年末から整備を完了させて安定した
生産活動を行い、製品生産能力は四半期で4500万単位となる。

Nokia代表者によれば、同社がベトナムで工場を建設する目的は
携帯電話に対するニーズ増加への対応に加え、ベトナムという市場で
Nokiaのブランドをアップするためとのこと。

Noka Vietnam代表取締役のWilliam Hamilton-Whyte氏によると、
Bac Ninh省の工場は一般的な携帯電話だけではなく、複数の機能が
備わった携帯電話の部品も生産される。

計画投資省はベトナムにおける投資協力合意書を3月2日に締結した。
工場の投資資金は当初で約2億EUR（3億USD相当）だが、これにより
今後は増資が継続される予定。

現在、Nokiaの工場はラテンアメリカ（ブラジルとメキシコ）や
ヨーロッパ（ハンガリー、ルーマニア、ポーランド、イギリス）、
そしてアジア（インド、中国、韓国）の9カ国で10箇所を数える。
今回、ベトナムで建設される工場はNokiaにとって11番目となる。