ブルーチップ ベトナム投資ニュース

国家銀行はインフレ抑制、マクロ経済を安定させること、
資金貸付が20％以下の押さえることなどの政策実施に関する
2011年2月24日付の政府決定No.11/NQ-CPを受け、
各商業銀行に同年の資金貸付成長状況報告を要求した。

ベトナム投資開発銀行の2011年活動計画は以下の通り。

資金調達成長率は23％（追加に約61.500兆VNDを調達）で、
そのうちVND調達の成長率は25％、外貨調達成長率では8％を
達成しており、資金貸付成長率は19％以下となる。

営業生産、農業、農村開発、輸出、裾野産業、中小企業、
国家重点計画、企業の計画を優先して資金の貸し付けを行い、
全体の85％～87％を占めている。

生産分野以外への資金貸付成長を最大限に減らす意向で、
不動産投資への貸付を全体の9％以下、証券投資への貸付は
全体の0.5％以下に抑える。

輸出企業への貸付金額は2010年比で2倍の50～55兆VNDに
アップして全体の5％を占めることを目標とした。

中小企業への貸付金額は2010年の1.5倍で165～170兆VNDに
増加させ、全体の20％を占めることが目標となっている。
外貨貸付金額を全体の20％以下に抑え、日用品の生産活動を
優先させる。

2011年は民営化促進を睨み、資本金を現在の14.374兆VNDから
18兆VND～19兆VNDまで増資して、株主資本を29兆VNDから
30兆VNDに上げる。

BIDVは政府関係機関との協力を継続して5億USDの国際社債を
発行することを準備している。