ブルーチップ ベトナム投資ニュース

9月29日、ハノイ市においてEVN (ベトナム電力グループ)は、
JAPC（日本原子力発電発株式会社）とNinh Thuan 2原子力発電所投資計画の
建設場所に関するコンサルティング契約を締結した。

同契約書によると、JAPCは18ヶ月にわたってコンサルティングサービスを実施する。
このコンサルティング経費は約20億円となっており、日本政府によって支援され、
METI（日本経済産業省）が資金を出資する。

Ninh Thuan 2原子力発電所の建設予定地はNinh Thuan省Ninh Hai郡Vinh Hai村で
生産能力は約2,000MWである。

Ninh Thuan 2原子力発電所の建設はEVNが投資するNinh Thuan原子力発電開発計画の
一部である。これはベトナムにとって最初の原子力発電所であり、2011年～2020年の
国家電力開発計画の中に含まれている。以前、日本の調査会社である川崎地質の
地質調査船「M.T.Choyo Maru」が来越し、Ninh Thuan 2原子力発電所建設計画実施に
際しての海底地質を調査している。