ブルーチップ ベトナム投資ニュース

日産は2016年までに、アジアの自動車製造メーカーとして、
ヨーロッパで一位となることを目標に掲げている。
9月、日産はヨーロッパで73,713台を売り、
前年同期比31％増となった。
年初以降の販売台数は521,000台に上り、
前年同期の117,000台を大きく上回る結果となった。

ヨーロッパで日産の最大マーケットとなっているのは、
イギリス（9月売上19,000台）とロシア（同13,000台）である。
この2カ国で日産は、ヨーロッパに進出している日本メーカーの中でも、
最大のシェアを誇っている。

また、上記以外の国でも、目覚ましい成長を見せており、
前年同期と比べた9月の売り上げは、
フランスで19％、スペインで29％、
ドイツで47％、イタリアで60％それぞれ増加となっている。

このような記録的売上を達成した理由としては、
crossoverの成功が挙げられる。
Qashqai が23,000台、Jukeが14,000台、
それぞれ売り上げている。SUVも人気が高い。
Pathfinderの9月の売上も前年同期の3倍増加となった。
Navaraのpickupも44％増加、
小型のSUV（X-Trail）も14％増加している。

日産ヨーロッパ担当社長-Guillaume Cartier 氏は、
「先月、我々は重要視している市場で目覚ましい業績を上げた。
　我々がシェアを拡大し、大幅な売上アップを達成したことで、
　アジアの他の自動車メーカーから一歩先に出られたと感じている。」
と述べた。