ブルーチップ ベトナム投資ニュース

BigCのNguyen Xuan Hai南部専務社長によると、BigCは2011年に布、食品、雑品を
輸出し、世界9カ国で販売されている。中でも食品の輸出額は1,000万USDに達し、
布が800万USD、工芸品、家庭用製品等の雑貨も300万USDとなっている。

Hai氏によると、2011年にBigCのネットワークで輸出された製品の額は2010年より
20％の増加となり、ベトナムの水産物、コーヒー、服等は多くの国で愛されている。

韓国のLotte Martはベトナム企業31社・89種類の製品を自国にある97のマーケットに
導入した。そのうち69種類はTrung Nguyenコーヒー、Hung Phatお茶、Bibicaの
Huraケーキ、Vinamitのドライフルーツ、Vifonのインスタントフォー、Acecookや
Vinamilk等の加工製品であり、19種類の製品がクッキング道具、工芸製品、
そして完工水産製品等だった。

Lotte Mart Vietnamによれば、ベトナム製品の輸出量は20％～25％も増加しており、
売れ行きも順調で売上は予想を30％～40％上回った。Lotte Martではベトナム製品が
韓国の店舗で販売されている外国製品の15％を占めている。

Lotte Martの代表者は、今後、ベトナム製品を中国で展開している94のマーケットと
インドネシアにある28のマーケットに導入するとして、供給源から製品を集めている。
ベトナム製品は韓国の厳しい基準を満たしてうる上に韓国製品より安い。

Big C側も営業戦略を実施するため、ベトナム企業との協力に積極的な姿勢を示した。

しかし、外国の小売企業はベトナム企業のロジスティック活動にも注意を向けており、
計画通りの調達を要求している。

長年の間にベトナム製品はMetro、Big C、Lotte Mart等、多くの外国小売企業によって
輸出されている。最初は製品の種類も少なく、工芸品が主だったが、品質やデザインが
改善されたこともあり、ベトナムの製品は徐々に外国市場へ進出することができた。
外国の小売企業もベトナム製品を幅広くPRしているため、ベトナムの製品は世界中で
広く知られるようになった。

Big CはGéant Massenaスーパーマーケットで「ベトナム製品の品質を確かめろ！」の
イベントを2011年11月に開催した。このイベントは10日間にわたって行われ、野菜、
果物、加工済みの食品等、200種類のベトナム製品が紹介された。ベトナム製品の品質、
国土を紹介する活動も行われた。この10日間でGéant Massenaスーパーマーケットの
職員は全員で「パリにあるベトナム」の赤いＴシャツを着て、ベトナム帽を被った。

同じ時期に韓国のSeoulではLotte Martが「ベトナム・インドネシア製品特別展示会」を
開催し、117種類におよぶベトナムとインドネシアの製品を展示した。