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2012年02月16日

ベトナム企業、ラオスに積極投資


ラオスにおけるベトナム企業の投資額は2012年末の時点で
45億USDに達する可能性が高くなった。


銀行活動を活性化

新年に向けて多くのベトナム銀行がラオスでのマーケットシェアを
拡大させる方法を模索し、サービス商品の提供、企業投資促進の支援、
社会福祉の支援等、他の面で営業範囲を拡大させている。

しかし、ラオスではタイや中国の企業とベトナム企業が激しい競争を
繰り広げている現状がある。

ドイツのFrankfurt駐在事務所に次いではVietinbankがアメリカや
ヨーロッパ等の金融市場発展国に進出すると考えれられているが、
VietinBankは正月明けにラオスを選択し、首都のChanthabouly 地区
KhounBoulom - Vatchan No29に支店を構えた。
2月9日に行われたオープニングセレモニーには、ベトナムとラオスの
政府要人が出席した。Vietinbankにはラオス支店の営業活動を通じて
ベトナム企業の営業生産活動を支援する目的がある。

VietinBankは式典の席上でベトナムの7大企業と協力合意書を締結した。
それらはベトナムゴム公社、ベトナム石炭・鉱山公社、Song Da公社、
Star Telecom合弁会社、Tien Phong合弁会社ーSMP、PV Oil、
そしてDon-Chanホテルの7企業である。

2012年2月10日にはLienVietPostBankがSanavan省、Sekong省、Attapu省、
Champasak省の住民に400台の21インチ液晶テレビを寄贈した。
ベトナムのテレビ局は140メートルのテレビ受送信アンテナの建設に着工した。
このアンテナはラオス北部とベトナムの高原中北部付近に送信できる。

LienVietPostBank のNguyen Duc Huong副会長は、今年の終わり頃に
ラオスでの支店開設を検討している。将来的にラオスの金融市場は発展し、
今後の5年間で投資政策が大きく変わることが予想できる。

最高の選択

ラオスにおけるベトナム企業の投資活動で大きな意味を持ったイベントは
2月10日にBIDVとAVILの共催で行われたベトナム投資家協会(AVIL)の
「ラオスの中部・南部への投資促進セミナ」の開催である。

BIDVのTran Bac Ha会長はラオス選択がベトナム企業にとって最高と述べた。
ベトナムは2011年12月現在で209件の投資案件に対して投資許可を発給し、
投資申請総額は34億USDを超えてラオスで2番目に大きな投資国となった。

ベトナムは2011年だけで15件の投資計画を認可しており、投資申請額は
4.85億USDと、2010年の2.5倍近くになった。
内訳はSekong3水力発電所(Song Daグループ:2.75億UD)、
Nam Cong2&3水力発電所(Hoang Anh Gia Lai会社:1.35億USD)等の
大規模な計画が多い。

ラオスにおけるベトナム企業の投資総額は2012年末の時点で45億USDに
達する可能性がある。

銀行・財政の分野ではBIDVがさきがけとして1999年にラオスへ進出しており
その時にラオス・ベトナム銀行とLVI(ラオス・ベトナム保険会社)を設立した。

その後、Sacombank、MBバンク等もラオスへの進出を果たしている。

AVILの報告によると、2011年~2015年の経済社会開発計画では、最低8%の
経済成長の目標を達成するため、ラオスは毎年16億USDの外国投資資金調達が
必要である。現在、ラオスでは国内で29億USDの投資資金を集める計画が
予定されている。その中の10%が政府の投資であり、54%が民間の投資額、
12%が銀行の投資額、残りの24%は外国企業から調達する予定となっている。

CafeF.vn  2012年2月16日

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