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2012年03月08日

住友、鉄生産合弁会社をベトナムに設立


日本の住友グループが今年4月にベトナムで合弁会社を設立し、
建設用の鉄をベトナム市場で販売することになりそうだ。
計画によると、住友グループはホーチミン市で活動するSMCと合弁する。
SMCは建設プロジェクトに鉄を調達する大手の会社である。
この合弁会社は投資額が400万USDで、ハイテク建設用の鉄を加工し、
ベトナム市場に進出する日本企業の製品販売をサポートする。


住友側はいくつかの日本企業と技術面で連携して工事用の固形鉄資材を
生産する見込み。事務局、倉庫等の建設はSMCが担当する。

近年のベトナムでは高速道路、地下鉄、高層ビル等のインフラ整備への
重要が伸び、2013年までの鉄材に対するニーズは年間800万トンに
急増しており、2010年より60%増加すると予測されている。

ベトナムの製鉄会社は国内市場の大半を占めているが、高品質な鉄製品は
まだ生産できていない。住友グループはこの穴を埋めるためのノウハウを
持っており、2015年までで100億円(1.25億USD相当)の売上達成を
目指している。

日本の鉄会社は最近続々とベトナム建設市場に進出している。
以前はNISC (Nippon Steel & Sumikin) と紅忠(Marubeni-Itochu Steel)が
ベトナムに工場を建設する計画を発表した。また、JS建設グループも
最近になって家庭用窓枠の生産工場設立を決定した。

Vneconomy.net  2012年2月8日

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