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2009年06月23日

ベトナムの運搬会社が権利奪取


ベトナムの輸出入活動においては、
積極的な競合が行われている。
ベトナムの運搬会社の市場占有率は20%で、
航空ガソリン・オイル運搬会社(Vinapco)が
ガソリン輸入市場の50%を占有している。


国際条約では、調達側と販売側がそれぞれ40%の運搬権利を持つが、
残りの20%の権利は自由市場が持っている。

ベトナムの運搬会社は様々な手法でベトナムの輸出入会社と商談、
連携して運搬権利を持とうと試みているが、進展がない。
これらの輸出入企業は、FOBの輸入(国外の港から商品の調達)や
CIFの輸出(国外の港まで商品を輸出)を断つことで、
運搬に関するリスクを回避しているが、
このため、運搬船の借用権及び保険加入権は外国側が持っており、
ベトナム国内の運搬会社は、自国の輸出入商品の運搬権利を
優先的に持っていない。

しかし、先日、Vinapcoが輸入ガソリンの運搬権利50%を奪取。
CIFでのガソリン調達に代わって、2008年末と2009年に
50%のガソリンを海外の港から調達(FOB)し、
船舶の借用権及び保険加入権を持った。

結果、2009年にベトナムの運搬会社が24万トンの
ガソリンの運搬権利を掌握。
Vinapcoは335万ドルの経費を削減した。

同社はさらに、ベトナムの船舶を借用し、
外国船舶の賃料より1箱あたり0.4USDの経費を削減(1箱1.35USD)。
24万トンのガソリン運搬で、768,000ドルを削減し、
Vinapcoとベトナム企業が有利に動いた。

国内の輸出入企業がベトナム船舶の運搬権利を持つことで
得られる利益は少なくはなく、外貨の節約にもなり、
輸入超過の減少やベトナム運搬会社の発展につながる。
経済危機の背景においては、ベトナム企業がお互いに連携し、
国の権利のための団結が必要となる。



Vneconomy.net  2009年6月22日

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