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2009年05月08日

成長の余地~ベトナムビジネス思考の変化


価格のダブル設定
一つの品物に、ベトナム人向けと外国人向け
2つの値段がある。差は2~3倍。
焼きもので有名なバッチャン村。
1.5ドルの花瓶も外国人であれば、
3~4ドルとられる。

駐輪場のチケット。
平日 2.000VND
休日 1万~3万VND
とても高くなる。

プロ意識
例えばレストラン。
オープン時は安くて美味しいが、
段々料理もサービスも悪くなる。
顧客の信頼が得られず長期的な利益に
つながらない。

価格の戦略
農産物の価格設定・戦略は個々の農家任せ。
企業の価格戦略も業界基準がない。
外国への信頼もないし、外国の製品のほうが良く思える。

輸入品
サイ・ゴン港は小規模で、
外国からの物品は隣国の大きい港に運ばれる。
そしてベトナムに輸入されるため損失が大きい。

ベトナムの市場開放は1986年。
1995年ころ外国の投資家はベトナム投資を開始。
しかし、ベトナム人のビジネス思考は変化がない。
ベトナム人の思考は”自給自足の農民型”。
長期的な利益や他者とのビジネスに縁遠い生活文化が
今日までも影響している。

しかし最近、外国人のプロフェッショナルな
ビジネス思考を学ぶ動きがあり、
ベトナムもさらに成長していくであろう。

(フオン)

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