ブルーチップ ベトナム投資ニュース

3月30日～31日、2009年3月期の政府会議が行われた。

同会議でズン首相は、国家銀行に対し、
インフレの状況に合わせて調整を行う
公定歩合、資金再供給金利、再割引金利の率が、
6％を超えないよう指導を徹底した。

首相は併せて、中小企業に対する資金借入制度の適用についても合意、
新期投資案件を対象とし、期限2年の貸出資金に対する4％の金利支援制度を、
2年に渡り適用することに合意した。
ただし、資金使用法が計画に沿わない場合、支援金を回収する。

国債で補充された資金と銀行貸出資金は、
交通施設、治水施設、教育、医療施設、
教員用社宅、学生寮の建設に投資される予定。

計画投資省の報告によると、
2009年第1四半期のベトナム経済成長率は3.1％で、
国際金融危機の発生から最も低い数値となった。