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2009年11月27日

不況にも強い? FDI資金約200億USD増加


計画投資省外国投資局によると、
今年11ヶ月で、ベトナムへの新規外国直接投資案件と増資案件は、
197億USDに達したという。
これは、前年同期の28%相当に留まるものの、
現在の経済状況にしては、良い結果であるといえる。


2009年11月22日までで、
全国でまだ有効なFDI案件は10,854件で、
投資申請額は1,750億USDにのぼる。
この11ヶ月で、FDI実施額は90億USDにのぼり、
前年同期の89.6%に達した。
2009年の実施目標である100億USDと比べて、
各FDI案件とも計画通りに実施されているといえる状況だ。

FDIセクターの輸出は、この11ヶ月で270.2億USD、
前年同期の84.5%相当で、全国の輸出額の52.5%を占めている。
このように、FDIセクターの業績は、回復傾向が強まっている。

輸入については、FDIセクターの輸入はこの11ヶ月で
224億USD、前年同期の86.8%相当で、
全国の輸入総額の36.6%を占めている。
つなりFDI企業は、46億USDが超過輸出、35億USDが超過輸入となっている。

計画投資省外国投資局によると、
飲食サービス分野は現在、外国投資家から
最も注目されている分野の1つで、
その投資総額は87億USDを超えている。
中でも、新規投資案件は31件、投資総額は49億USDに上る。
なお増資案件は8件、増資資金は38億USDに上る。

不動産も上記に次ぐ人気分野で、投資総額は59億USDに達している。
同分野への投資額は、9、10月に実施された
Quang Nam省Rongビーチリゾート(41.5億USD)と
Dong Nai省Nhon Trach Berjaya案件(20億USD)の
2大案件により急増した。

加工工業分野、製造分野への投資規模はこれに次ぐ3番目で、
11ヶ月の投資申請額は28.4億USD。
その中で、新規投資申請額は20.9億USD、増資資金は7.51億USDとなっている。

現在、この11ヶ月でアメリカは、
ベトナムに投資する45カ国中、最大の投資国となった。
投資申請額は81億USDに上り、全体の41.1%を占めている。

その次はCayman Islandsで、投資申請額は20.2億USD、10.2%。
3番目はSamoaで、17億USD、8.6%。
韓国は4番目で、15.8億USD、8%を占める。



Vneconomy.net 2009年11月27日

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