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2009年12月04日

AANZFTA貿易減税 2010年スタートへ


ミルク、食品、家禽肉、果物をはじめ、
オーストラリア、ニュージーランド、ブルネイ、
ミャンマー、シンガポールから輸入される1,000種の商品が
2010年1月1日より輸入税が削減されることになる。


これは、ベトナムも参加している2010~2012年、
アセアン-オーストラリア-ニュージーランド貿易協定(AANZFTA)
の内容に基づくもの。

同日施行となる財務省通達No.217によると、
オーストラリア、ニュージーランド、ブルネイ、
ミャンマー、シンガポールから輸入される商品について、
出典に関してベトナム商工省の条件を満たす場合、
優遇課税処置を受けられる、という。

AANZFTAの優遇課税処置とは、
輸入家禽に対して輸入税が5%、
牛肉10-15%、その他肉が 20-25%等となるもの。
他にも各種輸入品が2010~2012年にかけて減税対象となる。
粉ミルクの輸入税は10%(2010~2011年)~7%(2012年)となる。

ベトナムで販売される粉ミルクは、主にニュージーランドから輸入されており、
ミルク輸入総額の25~30%を占めている。
年初7ヶ月のニュージーランドからの
ミルク輸入総額は6,800万USDで、全体の25%を占めている。
その他、オーストラリアは、主に肉類を大量に輸出しているため、
この減税策により、大きな影響を与えることになりそうだ。



Vneconomy.net 2009年12月4日

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