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2010年09月25日

国を挙げてIT強化 首相が奨励


ズン首相は、将来ベトナムが、
ITと通信分野の強豪国となる計画を認可した。


この計画は、ITと通信分野を経済の先端分野とし、
年間成長率をGDP成長率の2~3倍に
引き上げることを目標としている。

最初の目標は、ITと通信分野の人材育成である。
まず、2015年までにIT・通信分野の大学卒業生の30%が、
国際労働市場に参加できる専門性と外国語能力を身につけること。
インターネットの利用者を人口の50%以上に引き上げること。
2020年までに、それぞれの数字を
80%と70%にまで引き上げることを目指す。

また、2015年までに、
ソフトウェア加工分野において、世界の上位15位までに入り、
2020年までには上位10位に入ることと目標としている。

ソフトウェア工業とITサービス分野は、
今後、ベトナムで最も発展する分野となることが見込まれている。
ソフトウェア・ディジタル・IT企業が、
ベトナム市場を掌握し、輸出を拡大することになるだろう。

2015年までに、IT工業分野で活動する企業が、
ハードウェアの設計・生産をし、
現在輸入に頼っている部品を自国で生産可能にし、
集積回路の研究を進めることを目指す。

ブロードバンドインフラ分野では、
2015年までに、基本的にブロードバンドの国内整備を完了し、
全ての学校、地区でインターネットに接続できるようにする。
携帯電話を人口の85%まで普及させる。
また、国際通信連盟(ITU)の格付けで、
65位以上に入ることを目指す。

また、地域内や世界中に活動規模の拡大を図る大規模IT会社にも
積極的に支援を行い、
2015年までに売上100億USD、
2020年まで150億USDを達する企業が現れることを目指す。



Vneconomy.net 2010年9月24日

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