ブルーチップ ベトナム投資ニュース

今回の動きは、東南アジアの新興市場に進出するための、
Citigroupの戦略の最終段階である。
同社はすでに、インドネシアとマレーシアで証券仲介会社を設立し、
これら市場には力を入れている。

Bloombergの情報によると、
Citigroupは初め、今年末までにベトナム証券会社一社に対し、
占有率ぎりぎりまで出資する予定であるという。

Citigroupの東南アジア新興市場に対する評価は高い。
EPFR Globalの統計によると、
9月の前半2週間で、アジア新興市場は、
海外から33億USDの投資を受けている。
年初から現在までのMSCI指数は6.1％増で、
全世界のMSCIが0.6％増に留まることを見ても、
その注目の高さがうかがえる。

その他、ベトナムを含む東南アジア諸国は、
中国証券市場（香港証券市場を含）の困難により、
有利な状況となっている。
外国投資家は今後ますます、
より高い成長力を有する小規模市場に、注目する傾向を強めるだろう。