ブルーチップ ベトナム投資ニュース

ベトナム政府は、2011年の目標GDP成長率を7％としている。
2010年は6.8％の成長を達成したものの、インフレ高騰を招いた。
2011年2月までで1年のインフレ上昇率は、12.3％に達している。

政府は、インフレ抑制のため、
厳しい金融政策と予算収支政策を実施、
VNDに対する信用回復を図り、貿易赤字の軽減に努めている。

こうした政策は、2011年2月11日の、
VND切り下げが公表された後、実施されたものだ。

原油の高騰は、中東諸国や北アフリカの情勢不安に、
影響を受けた結果である。
こうした状況は、アジア諸国及び世界的にも、
深刻な影響を及ぼしているが、
ベトナムは原油輸出国として、有利な状況となっている。