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2011年03月23日

日本のODA支援 懸念される震災の影響


谷崎在ベトナム日本国大使は、
日本のODA政策に関して、変更の情報は、
今のところない、と発表した。


谷崎氏は、「先日発生した東日本大震災を受けて、
我々の日本人の心の支えとなったことが二つある。
一つは日本国民の冷静な対応と、団結力である。
二つ目は、ベトナムを含む国際社会の、
暖かいご支援を頂いたことである。」と述べた。

谷崎氏は、多忙な状況の中、
日本への支援を行ってくれた企業に対して、
お礼を述べに回っているという。
その他、日本で働くFPTの130人の職員についても、
高い関心を示し、FPTベトナムの本社への訪問も行った。

日本からの対越ODA支援について谷崎氏は、
今後の調整に関する情報は、まだ入っていない、としている。
日本からのODAとFDIは、震災による経済損失を受けて、
減らされる恐れがある。
日本から戻ったばかりのTruong Gia BinhFPT会長は、
「震災に見舞われた日本の皆様に心からお見舞い申し上げます。
 しかし、底力を持つ日本であれば、
 1~2年でこの危機を克服できるでしょう。」と述べた。

現在、日本はベトナムにとって最大のODA支援国である。
2010年のODA実施額は、実に16億USDに達した。
2011年のODAについても、
CG会合で発表された支援額は、17.6億USDである。
現在はODA支援に変化なし、とはいえ、
状況の推移は、今後も注視すべきである。



Vneconomy.net  2011年3月23日

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