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2011年04月15日

ホテルはほぼ四つ星と五つ星のホーチミン市


ホーチミン市文化スポーツ局は第1四半期で外国人来客が90万人となり、
前年同期より6%増えて今年の計画の26%を達成し、ベトナム観光客全体の
60%を占めると発表した。


国内観光客の数もかなり増え、前年より約30%多くなった。観光分野の売上は
11.800兆VNDに達するとの予測で前年同期より25%の増加となる。

また、最近の3ヶ月で三つ星と五つ星のホテルの稼働率が80%となっており、
前の四半期より5%増えて前年同期より10%増となった。

ホテルの宿泊料金は2010年の第3四半期に最低となったが、年初から徐々に
回復してきた。ホテル宿泊に対する需要が上昇しているので、宿泊サービスの
営業会社がこの機会を利用して経済衰退の影響で損失した部分を取り戻している。

また、第1四半期に物価が上昇を続けたため、ホテルの宿泊料金は2010年の
第4四半期よりさらに6%上がり、前年同期より4%の上昇となった。
具体的には五つ星ホテルの宿泊料金が1泊一部屋100USDを超え、四つ星ホテルは
80USDを超えた。

CBRE会社の報告では年初のホテル稼働率が高い値を示すと2011年の宿泊料金に
影響を与えるはずだとされている。

また、Savills ベトナムの統計によると、ホーチミン市では三つ星~五つ星の
ホテルでは1万の部屋があり、この数が前四半期より7%を増えて前年同期より
16%の増加となった。この中で五つ星の部屋は4,000室、四つ星の部屋が2,000室、
三つ星の部屋は3,500室である。

将来的にもホーチミン市ではホテルの数が増え続ける。2011年~2012年までに
五つ星の部屋は750室、四つ星の部屋で628室、そして三つ星の部屋は170室が
提供される予定である。

投資家の分析によれば、ホーチミン市は2013年以降に15件のホテル投資建設計画を
次々と迎える。例えば、五つ星のMajectis、Novotel Saigon Center等といった
高級ホテルが建設されている。

他にも、Ben Thanh会社とAccorが合弁で第1地区にIbis Saigon Centerホテルを
建設し、2012年にオープンの予定となっている。また、Tien Phuoc会社も五つ星の
Le Meridienホテルの建設を第1地区で起工した。

投資家の視線は四つ星と五つ星のホテルに集中している状況である。


Vneconomy.net  2011年4月15日

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