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2012年05月25日

FDI申請額、前年同期比31.8%減の53.2億USD


年初5ヶ月の外国直接投資は実施額で約45.1億USDとなった。

また、計画投資省の統計によると、今年のFDI調達状況は
昨年とあまり変わらず、外国直接投資の実施額は0.2%減った。

現在までの段階では数千億USDの申請額があったが、
実施額に変化は見られず、逆に前の四半期を下回った。

5月20日の時点ではベトナム全体で283件の投資許可が発給され、
申請額は41.2億USDで前年同期より25.3%の減少となっている。
また、増資申請案件が82件、増資申請額は12億USDで、
前年同期より47.5%減っている。

新規の投資申請額と増資申請額は 年初5ヶ月で53.2億USDとなり、
前年同期比で31.8%の減少。

現時点で最大のFDI額を調達したのは加工業で、新規投資案件が127件、
増資案件が66件、申請額と増資額は33億USDで全体の62.3%。

2番目が不動産売買で、新規投資申請額と増資額は15.7億USDで
全体の投資額の29.6%を占めている。
そのうちロジスティックへの投資申請額と増資額が1.82億USDで
全体の3.4%を占める。

現在までに39カ国がベトナムに投資しているが、
投資額が最も大きな国は日本である。日本の投資申請額と増資額は
36.8億USDで全体の69.1%に相当する。
続くBritish Virgin Islandsの4億4,080万USDが全体の8.3%。
3番目は香港で39960万USDとなっている。

外国の投資家は年初5ヶ月でベトナムの39省市に投資した。
中でもBinhDuong省はFDI投資申請額が最大(16億USD)となり、
全体の30.1%を占めている。

2番目はHai Phong市の9億2,880万USDで全体の17.4%。
Dong Nai省が3番目で13.1%相当の6.98億USDとなっている。

年初5ヶ月で投資許可を発給された案件の中には
Tokyu Binh Duong住宅団地の投資計画があり、投資申請額は12億USD。
ブリヂストンベトナムの投資計画は日本のゴムタイヤ会社が実行し、
投資総額は5億7,480万USDである。

他にはDong Nai省のベトナムLIXIL(投資総額4億4,100万USD)、
Quang Ninh省での香港の繊維工場整備計画(投資額3億USD)、
Hai Phong市のNishimaベトナム(投資額2.5億USD)等がある。

InfoTV.net  2012年5月25日

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