« 2012年第2Q 上場企業の業績状況 | メイン | 国一番の債務者は誰だ?曖昧な責任の所在 »

2012年07月30日

7月までのFDI投資状況


現在までのデータをもとに計画投資省外国投資管理局は、
今年7月までの対越FDI申請額を、
80.3億USD、額にして前年同期比66.9%相当と発表した。


2012年7月20日までに、ベトナム全国で
投資許可が発給されたFDI投資案件は584件、
投資申請額は52億USDで、前年同期比55.9%相当。
同時に、増資申請案件は231件、
増資申請額は28.3億USDで、前年同期比5.2%増となった。

今年7月までの外国直接投資の実施額は62.5億USDで、
前年同期比99.2%相当となった。

中でも外国投資家から高い関心を集めたのは、加工・製造産業で、
新期投資申請案件が258件、
増資申請額と新投資申請額が55億USDとなり、
7月の全体の投資申請額の68.5%を占める結果となった。

次いで関心が高かったのは、不動産分野であった。
新投資案件が7件、
増資申請額と新投資申請額は16.1億USDで、
全体の投資総額の20.1%を占めた。

第3位は小売、修理分野であった。
新投資案件が102件、
増資申請額と新投資申請額は3.142億USDで、
全体の3.9%を占めた。
その下には、ロジステックと医療、社会福祉分野などが続き、
増資額と新投資申請額はそれぞれ、
1.981億USDと8,380万USDとなった。

7月20日までの時点で、最大FDIを調達できた地域はBinh Duong省であった。
同省への新投資申請額と増資額は、
ベトナム全体の27.6%を占める結果となった。
次点はDong Nai省で、上記額は9.568億VND、
全体の18.1%を占めた。
3位はHai Phong市で、8.976億USDであった。

今年7月までに49カ国の企業が、ベトナムに参入している。
最大の新投資申請額と増資額を誇るのは日本で、
42.9億USD、ベトナム全体の投資額の実に53.4%を占めている。

FDIセクターの輸出活動について、
今年7月までの輸出額は390億USDと予測されており、
前年同期比36.6%増、
ベトナム全体の輸出総額の62%を占めることになる。
また、同セクターの輸入額は329億USDで、
前年同期比25.3%増、
ベトナム全体の輸入額の52.2%を占めている。
つまり、7月までのFDIセクターの輸出超過額は61億USDとなる。



Vneconomy.net  2012年7月30日

« 2012年第2Q 上場企業の業績状況 | メイン | 国一番の債務者は誰だ?曖昧な責任の所在 »

    ・本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
     万が一、本資料に記載された情報に基づいて
     皆さまに何らかの不利益をもたらすようなことがあっても 、一切の責任を負いません。
    ・本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、
     投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。
    ・本資料の全部または一部を無断で複写・複製することを禁じます。

運営会社編集方針お問い合わせプライバシーポリシー