« 「ワイアレス都市」整備 数兆ドン必要 | メイン | 日本へ輸出のチャンス到来 »

2009年04月16日

オフィスビルの危機


供給が需要を超えている状況により、
ベトナムがオフィスビルの危機に直面している。


英国の「PropertyWire」によると、
ホーチミン市のオフィスビルの需要が50%減り、
この状況が今後も続くそうである。
外国分析社によると、国際経済衰退による影響から、
支出を節約することがオフィスビルの需要に影響を与えた。

Cushman & Wakefield, Savills &CB Richard Ellisの
不動産会社によると、
Aレベルのオフィスの借料が
去年の1平米70USD(去年の頭)から今年中に
43USD又は30USDに下げられる可能性が高い。

Bレベルのオフィスは1平米45USDから18USDに下げ、
Cレベルのオフィスが1平米39USDから14USD~25USDに
下げられる可能性がある。

CB Richard Marc Townsend不動産会社の社長によると、
オフィスビルの需要は財政環境と緊密に関係する。
各会社は経費軽減ため、社員を解雇すると共に、
オフィスの借料を減らす。

その他、ベトナムのオフィスビル市場は、
供給が需要を超えたため、「ダウン」傾向になっている。
空きオフィスの数は増加し、
今年中に新たに125万平米のオフィスが使用開始されるので、
ベトナムのオフィスビル市場にさらなる圧力をかける。

Savillsによると、ベトナムの南部では
オフィスビルの建設案件がかなり減っている。
Savillsは、2012年まで
約93万平米のオフィスしか建設しない計画である。



ベトナム通信社 2009年4月15日

« 「ワイアレス都市」整備 数兆ドン必要 | メイン | 日本へ輸出のチャンス到来 »

    ・本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
     万が一、本資料に記載された情報に基づいて
     皆さまに何らかの不利益をもたらすようなことがあっても 、一切の責任を負いません。
    ・本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、
     投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。
    ・本資料の全部または一部を無断で複写・複製することを禁じます。

運営会社編集方針お問い合わせプライバシーポリシー