ブルーチップ ベトナム投資ニュース

5月25日、
ベトナム国家銀行と世界銀行（WB）は
5つの電力インフラ改善計画に対する
6億8200万USDの資金協力協定を締結した。

このうち
開発計画の第1期に対する借款が最も多く、
競争的な電力市場を開発するため
電力分野の四つの重要政策実施へ
投資される予定。

また、2億USDは
発展途上国を支援する役割を担う
国際復興開発銀行（IBRD）からの借款であり、
残りの1億1200万USDが国際開発協会(IDA)からの
協力資金（低所得国が対象）である。

計画によると、
今回の資金協力は3期にわたって行われる予定。

次の案件は、
北部山地の貧困自治体に対する
1億6500万USDの資金協力計画である。
内訳は1億5000万USDがIDAからであり、
残りがベトナム政府の対応資金である。

この計画の実施目的は
地方行政の能力を高めると共に、
Lao Cai省、Yen Bai省、Son La省、
Hoa Binh省、Dien Bien省、Lai Chau省の
27郡230村の2336集落に居住する
人民の生活を向上させるためである。

3期目の案件は北中部の医療施設整備計画への
7500万USDの資金協力である。
そのうち、6500万USDがIDAからの借款であり、
残りがベトナム政府の対応資金である。
この計画は貧困者に対する
医療サービスの提供範囲を拡大し、
郡の30の病院に基本的な医療機器を整備し、
予防医療センターを建設する。

他にも同協定は、
ホーチミン市の環境衛生改善計画に
追加で9000万USDを補足し、
紅河デルタの農村への給水計画に6500万USDを補足し、
公衆衛生及び清潔な水の供給設備を整備する。