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2011年04月06日

行政機関の組織改変 組織数減も次官が10人?


政府規定では、省の行政機関の場合、
次官は上限4人までしか就任できないことになっている。
しかし中には、10人の次官がいる機関もあるという。


Tran Van Thang-内務省次官によると、
行政機関の組織改変を断行した結果、
政府機関の構造は、かなり簡素化されてきている。
省機関や政府関係機関の数は、
2001年の48機関から、現在では30機関にまで縮小された。

ただ、政府が各省庁の次官の上限を
4人と規定しているにも関わらず、
農業農村開発省と商工省では10人の次官を登用している。
資源環境省、外務省、財務省でも7人の次官がいる状態だ。

さらに建設省、内務省、政府事務局は6人、
国防省と公安省でも同じく6人の次官がいる。
教育訓練省、司法省、民族委員会(省の機関)も5人の次官がいる。

複数の総局が新設され、
首相が総局長兼次官を任命したためである。

ただ運営段階で、次官の役割は詳しく規定されていない。
省の役員として次官に任命されていても、
総局の役員としては総局長の役割を持っていたりするので、
責任の所在が混乱している状況である。

また、人数が多いのは次官だけでなく、
局次長、副部長の人数も上に同じくだ。
多い場合7~8人の副部長がいるところもあるが、
政府規定では、最大3人までと制限されている。

政府機関の構造については今後、
幹部、公務員の数を安定させ、
省レベルの機関数は20以下まで縮小させたいところだが、
上記状況の中で、どこまで実現できるか難しいところである。



Vneconomy.net 2011年4月6日

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