« ベトナム製品にダントツ人気のアメリカ市場 | メイン | 経済の回復時期、企業の意見は2013年以降が多数派 »

2012年12月06日

ピンチを脱したベトナム経済


国家財政監査委員会はマクロ経済に関するポイントの掲載を含んだ
2012年11月と年初11ヶ月のベトナム経済状況報告書を発表した。


報告書によると、ベトナム経済は最悪の状況を乗越え、最も困難な
時期を経て回復に向かっている。

工業生産指数(年初11ヶ月で前年同期より4.6%増加)、在庫指数
(11ヶ月で前年同期より20.9%増加)等、多くのマクロ経済関係の
指数が第1四半期と比べて活発な変化を見せた。だが、改善の傾向は
依然として弱く、まだ不安定な状態にある。

注目すべきは年末に入っても家庭の消費が伸びておらず、小売活動の
成長が失速していることである。

これは、経済全体のニーズは改善されたが、急速に引き上げるための
動力が不足していることを指している。

国家財政管理委員会は、公的消費節約に関する政府規定No.11/NQ-CP、
銀行の資金貸付引き締めが消費に影響を与える原因だとしている。

しかし、国際経済が危機に瀕している状況の中、越僑の送金やFDIの
導入がまだ安定しているため、それらに支えられてベトナム経済には
投資資金が補填される。

さらに為替レートの安定性と輸出額の成長スピードが予想を上回った。
2012年は約18%の達成が予想されている。

国家財政管理委員会によると、11月の物価は昨年12月より6.52%上昇し、
前年同期より7.08%の上昇を示した。年末にCPIを引き上げる要素は
大きくなかったため、12月のCPIは11月より約1%の上昇にとどまり、
今年はインフレ上昇率が8%以下に抑えられた。

CafeF.vn 2012年12月6日

« ベトナム製品にダントツ人気のアメリカ市場 | メイン | 経済の回復時期、企業の意見は2013年以降が多数派 »

    ・本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
     万が一、本資料に記載された情報に基づいて
     皆さまに何らかの不利益をもたらすようなことがあっても 、一切の責任を負いません。
    ・本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、
     投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。
    ・本資料の全部または一部を無断で複写・複製することを禁じます。

運営会社編集方針お問い合わせプライバシーポリシー