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2012年12月06日

経済の回復時期、企業の意見は2013年以降が多数派


ベトナム大手企業の役員50%が今年の業績は2011年より悪いと
感じていることがVietnam Reprot(ベトナム評価株式会社)の
実施した「2013年ベトナム経済」に関する経済研究調査で分かった。


Vietnam ReportはV1000(最も多額な所得税を納めた1,000社)と
VNR500(ベトナムの大手企業トップ500)、そしてFAST500(急速な
発展を遂げた500社)の代表者192名を対象に調査を行った。

同社によると、2012年は不振の年と言える。2012年の営業状況は
50%の企業が前年より悪く、19%が昨年より良いと答えた。

全ての財政会社と銀行の代表者は2012年の業績が2011年より低いと
分析しており、これと同様の意見を60%の鉄・建設会社で代表者が
持っている。この比率は他の分野や企業より低い。

また、55%の企業が2013年もベトナム経済の状況はあまり変わらないと
考えている。2013年は2012年より悪いと考えている企業が多い。

大部分の企業が2013年以降に経済が回復すると考えており、3分の2は
回復できないと予想している。さらに、33%の企業は2013年の後半に
経済状況が回復するとしており、今後6ヶ月で回復すると答えた企業は
わずか1%だった。

2013年にベトナム経済が回復すると考えている企業の割合は今年8月の
調査結果より低かった。

大多数の企業において利益を発生させる方法は経費削減だが、45.8%の
企業は営業生産活動によって利益を生み出す。繊維・縫製分野の企業は
2012年の利益は経費削減ではなく、事業の拡大によると述べている。

サイゴンエコノミックスタイムズ  2012年12月6日

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