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2010年09月23日

企業の賄賂が増加


この3年間でベトナムの中小企業が
不正経費が2倍増加した。


上記は、デンマークのCopenhahen大学と
ベトナム中央経済研究学院(CIEM)が行った
2009年の中小企業営業活動に関する
共同調査(対象:2,543社)の結果である。

同報告書によると、
2007年に「不正経費」を支払った企業は
調査対象の26%だったが、
2009年までに34%に上がった。
このうち、「賄賂」が売上の0.4~0.l7%を占める。

また、非公式な経費が
支出項目の30%を占めた。
主に税務機関に対応するための経費である。
この3年間でこれらの項目で支払った経費が
売上の21%から27%に増加した。

また、20%の企業が公的サービスを利用するために
賄賂を支払わなければならない状況である。
このうち、10%以上が
政府への入札で落札するための賄賂である。

規模、方式、営業場所を研究した結果では
不正経費を払った大企業の数は小企業より20%も高い。
ハノイ市の企業の不正支出の割合は
ホーチミン市よりかなり高い。


Vneconomy.net  2010年9月22日

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