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2011年12月09日

成長率は年間29% ~ソフトウェア加工産業~


通信情報省IT局によると、ベトナムのソフトウェア産業の成長率は年間平均29%、
売上は年間10億USD近くに達し、35%がソフトウェア加工サービスによる売上となっている。


Nguyen Trong Duong-IT局長によれば、まだ具体的な統計は出ていないが、
今年中にベトナムソフトウェア産業は著しく成長し、全体の売上は10億USDに達すると
予測されている。ここ数年はソフトウェア監査分野の発展が加速している。

LogiGearグループのNguyen Quoc Hung会長によると、最近の4年間でベトナムは
英国のAT Kearneyからの高い評価を持続しており、ソフトウェア監査分野では世界の
TOP10に入っている。2011年時点でベトナムは8位となっている。

Hung氏によると、世界中でソフトウェアの監査分野が急速な発展を見せ、年間成長率は
17%に達しており、時価総額は約90億USDにもなっている。ベトナムはその中でも
かなりのシェアを占め、日本、アメリカ、北アメリカ等の国からオーダーを受けている。

Microsoftソフトウェア監査専門家のHarry Robinson氏によると、ベトナムの強みは
ソフトウェア監査と試行的自動監査であり、他にもベトナムには若くて技術能力の高い
人材を所有しており、インフラ開発に投資し、投資環境が安全、そして人材移転比率が
低いということである。

現在、ベトナムはインド、中国等と激しい競争を展開しており、まだ人材の供給源が
不十分という問題に直面している。ベトナムでは5名のソフト開発者に対して1名は
ソフトウェア監査員として働かないが、国際基準は1:3となっている。

サイゴンエコノミックスタイムズ  2011年12月8日

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