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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第176号『 ベトナムの教育に理解不足な実情 』(2011/06/28)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第176号『 ベトナムの教育に理解不足な実情 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 6月28日版
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 ▽トップニュース [ ベトナムの教育に理解不足な実情 ]
          [ 金融政策下で金輸入脱税90億USD発覚 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・外国企業・政府方針,規則 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 ベトナムの教育に理解不足な実情 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20110624-2311.html (全文)

  多くの国では教育が「主力の輸出商品」になっているが、ベトナムでは
  まだ「教育の営業」という概念がきちんと理解されていない。
  実際上は各教育レベルで民間の投資が積極的に行われている。
   <中略>
  この一方ではベトナムと外国の投資家がベトナム教育分野に参入している。
  「私立大学組織・活動規制」に関する2009年の政府決定No.61は、
  企業の営業に対する規定と同様の内容である。
   <中略>
  教育訓練省を始めとする多くの私立大学が「非利益」の活動を
  実施しているが、私立大学の財政活動は企業法の対象外であり、
  優遇された課税制度を得ている。しかしながら、政府決定No.61は、
  株主の所有権を認めており、各株主が企業法に基づいて投資資金を換金し、
  株式を譲渡することが可能となっている。学校が解体される場合は、
  財産が企業解体法第31条に基づいて調整される。

  およそ6年前に教育訓練省は「利益」と「非利益」の学校に関しての
  活動規制を作成することを発表しているが、現在に至るまで
  この規制は発行されていない。このため、私立の学校における活動には
  「目に見えない部分」が多く、校内での問題発生も多々あり、
  民間教育の分野が発展していない状況がある。(続)

  『 金融政策下で金輸入脱税90億USD発覚 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20110622-2220.html (全文)

  ベトナム金輸入時に行われた脱税に関して、外貨準備資金が
  2009年で90億USD以上、2010年で30億USD損失していることが
  明らかとなった。

  Le Xuan Nghia博士-国家財政監査委員会副委員長は、この事実を
  繰り返し強調した。今年は、貿易収支が金融危機以前の状況に戻ることが
  期待されており、そうすると、為替レートにかかる貿易収支の圧力も
  減少することが見込まれている。

  金輸入の脱税で、2009年には90億USD、2010年には30億USDの損失が
  すでに発覚しており、今年も少なくとも10億USDは損失すると
  予測されている。一昨年と昨年は、大量の金が輸入されたが、現在、
  国内外の金価格が拮抗してきているため、金輸入による脱税は
  多少おさまるものとみられている。

  為替レートに対する国家収支の圧力は小さいが、貿易赤字は増加傾向にあり、
  在外送金も減少、外国間接投資及び直接投資の申請額も横倍となっている。

  こうした状況から、今年の為替レートの変動は数%に留まり、
  その変動期間も第4四半期以降になると予測される。(続)

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・FDI実施額が減少
   ここ最近、外国直接投資FDI企業の実施額が徐々に減ってきている。

  ・欧米の経済停滞を受け、アジア公定歩合引き上げ延期
   アメリカとヨーロッパ経済の回復の遅れから、アジアの公定歩合を
   引き上げることができない状況となっている。公定歩合引上げ延期により、
   今後、インフレがさらに高騰する危険がある。現在、中国のインフレは
   2008年以来最高の上昇率となっており、ベトナムの20%にも
   近づきつつある状況だ。

  ・ベトナムGDP成長率 年初6ヶ月で5.57%増
  ・IMF、2011年のベトナムインフレ上昇率13.75%を予測
  ・USDのミリオネア、2010年より30%増
  ・ベトナム茶文化 後世に残すため試行錯誤

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・外国投資ファンド調達活動が困難に
   ここ2年間で、証券市場への投資資金を調達することが、政府管理機関を
   始め、ベトナム投資家業界にとって関心の高い話となっている。

  ・国債売買に関する新しい動き
   今後、国債市場が活発化し、金利が年11.5%となっても、決して
   驚くべきことではない。

  ・Dragon Capitalファンド VN-Index暴落で1億USD損失
  ・国家銀行 外貨準備資金30億USD補足

[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
  ・ベトナムに一斉参入 ~中国の請負者~
   この数年間、ベトナムの投資総額は年間で平均600兆VNDとなり、
   年々増加の傾向を示しており、中でもインフラ建設資金の比率が大きい。

[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
  ・証券取引活動で要請された所得免税
   財務省は政府に対し、2011年8月1日から2012年12月31日までの間、
   証券取引活動による所得免税を提案した。免税は配当金も対象となる。


  ・安定的な国債、6,808.4兆VND発行


             ★ ★ ★ ★ ★


◎編集後記
  ベトナムの成長により、ニュースの内容も濃いものになってきている
  ように思います。弊社のメールマガジンは2007年から発行しておりますが、
  バックナンバーからも、その成長の度合いが分かります。
  長い歴史の中の短い期間かもしれませんが、一つの国の歩みが分かり、
  とても面白いです。               (佐藤)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 斉賀 HIEN
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■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/

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