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2008年01月22日

徒然なるままにハノイ:ハノイのヘルメット事情



ハノイで、バイクを運転する際のヘルメットの着用が義務付けられ、早1ヶ月。
その着用率は、見たところ、100%に近いように思われる。
これは、警察による、取締りと罰金の強化が大きいと思うが、
こんなに高い着用率になるとは、かなり驚かされた。

実際、このヘルメット着用のおかげで、
交通事故による頭部の怪我は、4分の1ほど、減少しているそうだ。

次は、交通ルールを守る人が増えることに、期待するが、果たして・・・。
ベトナムに来たことがある人なら、
ベトナムの交通ルールが最悪なのは、すぐに分かることだ。

私が、知り合いのベトナム人から聞いた、その一因。
ベトナムは、昔、農業をしていた人が多く、
何でも、自分たちでルールを作っていた。
そのうちに、自分たちにいいように、ルールを作り変え、
自分たちの考えることが、そのままルールとしてまかり通り、
それが今の交通ルールの悪さ
(自分の運転が一番正しい、自分が一番速く行ける)に
つながっているそうだ。

さて、話を、また、ヘルメットの話に戻すが、
実際、ヘルメットはかぶっているものの、いろいろ問題もある。
ヘルメットの首紐をしていなかったり、切れていたり、
中には、首紐がなくて、ヘルメットを手で押さえながら、
片手で押さえながら、もう片手でハンドルを握っている人もいるぐらいだ。

今は、ハノイも寒くなって、夜は16度ぐらいまでになる。
夏は夜遅くまでバイクで走り回る人も多かったが、
今の時期は寒くて、夜遅い時間に走り回る人は少ない。
この時期にバイクに乗る人は、
厚手のジャンバーやダウンジャケットを着ないと辛いぐらいだ。
それで、今増えているのが、
毛糸の帽子をかぶって、その上から、ヘルメットをかぶる人たち。
不自然に、頭が高くなっていて、
頭上から、どんな物が落ちてきても平気そうだ。


渡辺 藍(Ai Watanabe)
株式会社ブルーチップ・コンサルティング

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