« 成長の原動力は、安定的な社内運営にあり | メイン | 【金融】不動産投資貸付は心配しすぎる必要ではない »

2008年09月15日

【証券】OTC株の紹介:ベトナム技商業株式銀行(テクコムバンク)


① 会社概要

テクコムバンクは1993年9月に設立された。
現在、同行の顧客は個人顧客40万人と法人顧客約2万社を含む。
同行は信用、決済、カード、投資、輸出入援助、
資本管理、決済保証等のサービスを提供している。
テクコムバンクは資本金を2兆5,240億ドンから3兆1,650億ドンへ
増資する手続きを完成させたばかりである。これは、同行の2008年度の
2回目増資である。この増資で、テクコムバンクは戦略的パートナーである
香港上海銀行(HSBC)へ資本の5%(2,085万5,559株)を売却した。
これによって、HSBCの保有率は20%へ増加した。

2008年8月末時点、テクコムバンクの総資産は53兆ドンを上った。
現在、同行は全国に広がる取引代理店160店がある。
年末に取引代理店の数を180店へ拡大する予定である。
2008年、テクコムバンクはT24R06というCorebankingシステムを
更新し、カードサービス(各種の発行総数:20万枚)を開発した。
同時、同行はバオザ蓄積預金、消費信用、企業向けのサービス等の
新サービスを出した。

8月8日、同行はテクコムバンク負債管理&資産開発会社
(テクコムバンクAMC)の設立を公開した。
テクコムバンクAMCは負債処理会社の全ての業務
(負債・保証資産の受取・処理、資本回収等)を実現することが出来る。

② 業績

2008年初7ヶ月で、テクコムバンクの売上高は1兆3,480億ドン、
税引前利益は3,640億ドンに達した。このうち、サービス業務の
売上高は1,036億ドンに達した。(国際決済サービスの売上高は420億ドン弱)。
年初7ヶ月で、同行の調達総資本は22兆5,750億ドンに達し、
6月末と比べ9,000億ドン弱、年初と比べ49%増加した。
このうち、住民から調達した資本は調達総資本の高い割合を
続けて占めている(10兆8,730億ドンで年初比54%増)。
また、年初7ヶ月の総貸付は12兆4,300億ドンに達し、
2007年初の時点と比べ約41%増加した。

③ 株価情報

現在、OTC市場で、テクコムバンクの株は約2万5,000ドン~
2万6,000ドンの株価で取引されている。

(終)
出典 : 雑誌「証券投資」


« 成長の原動力は、安定的な社内運営にあり | メイン | 【金融】不動産投資貸付は心配しすぎる必要ではない »

    ・本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
     万が一、本資料に記載された情報に基づいて
     皆さまに何らかの不利益をもたらすようなことがあっても 、一切の責任を負いません。
    ・本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、
     投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。
    ・本資料の全部または一部を無断で複写・複製することを禁じます。

運営会社編集方針お問い合わせプライバシーポリシー