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2009年11月12日

商品販売の宣伝開発とその特徴


経済状況が困難な状況にある場合、
企業はブランドを宣伝し、
シェアを拡大のために
広告経費をさらに費やす必要がある。
この観点は、今年の第1~3四半期の
ベトナムの広告市場にとも合致し、
実際、広告経費は予測を大きく超えた。


2008年12月の広告活動評価セミナーに
出席した専門家によると、
アジア太平洋地域が
ヨーロッパやアメリカのように
大きな衰退状況にならない場合、
2009年の広告費は
8%しか成長しないと予測された。

ただ、TNS Mediaベトナム会社の
年初9カ月の調査結果によると、
メディア媒体を通じた
実際の広告経費は4.5億USDを達し、
前年同期より26%増加した。

このうち年初9カ月で
テレビでの広告経費が最も高く36%に達した。
次いで雑誌、新聞が5%で、
ラジオは15%増加した
ホーチミン人民声放送局を除き
ほとんど増加していない。
反面、新聞の広告費は4%減少した。

TNSの調査結果によると、
広告経費が多く増加した分野は
飲料(107%増)、ファストフード (59%増)、
メディカルケア(39%増)、食品(36%増)、
薬品(19%増)である。
そのうち、ファストフードが
最も大きく成長している。

年初9ヶ月/2009年と前年同期との比較(%)
分野
食品36
飲み物・アルコール 107
美容・メディカルケア商品38.7
消費商品 58.8
財政
-56.8
通信 53.9
自動車、バイク
-32.3
衣服、部品
-19.8
観光
-15.3
コンピューター、視聴機材
-16.6
電化製品、内装資材
-17.6
小売
-10.5
薬品18.9
エンターテインメント媒体
-50.3

この状況について、Do Kim Dung-
ベトナム広告研究・人材養成学院長は
国際経済危機が広告活動に対して
特別な影響を与えたため、
2009年には各分野の広告が
明確にその特徴を映し出すとしている。
生活需要に対応する分野の
広告費が増加しているが、
一方で他の分野は大きく減らしている。

この考えはTNS Mediaのデータと合致する。
広告費が大幅に下げられた分野は
財政(57%)、観光(50%)、
各種交通手段(32%)、ファッション(20%)である。



サイゴンエコノミックスタイムズ 2009年11月11日


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