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2010年04月21日

エネルギー 輸出国から輸入国への可能性


この10年間でベトナムは
エネルギーの年間消費スピードを
2%減らした。


4月19日に発表された
世界銀行の報告書
「新しい風:東アジアの安定的なエネルギーの未来」
によると、現在の傾向のまま
エネルギー分野を開発する場合、
2030年にはエネルギー輸出国から
エネルギー輸入国になるという。

輸出国から輸入国へ

この10年間でベトナムは
目を見張るような経済発展を遂げると共に、
エネルギーの消費需要も2倍に増加し、
10年後にはさらに2倍に増加すると予測される。

ベトナムは気候変動により
一番影響を受けやすい国である。
理由は人口の半分が
海岸沿いの地域とメコンデルタ地域に
住んでいることである。

政府は、
国家安定エネルギー開発計画を発動したが、
政策と体制を整備する必要がある。

この10年間で
ベトナムは中国に続き、
地域の将来へのエネルギー安定使用のため
年間エネルギー消費スピードを2%減らした。

工業は、エネルギーの節約効果が
もっとも高い分野である。
10年後には
新設工業工場は協力して
エネルギー使用技術を中心に
投資するべきである。
これらの新工場の生産能力は
現在のベトナム工業分野全体の
生産能力より大きい。

エネルギーの有効利用に関する基準は
電化製品市場を変える。
都市企画及び公共交通手段が
交通分野のエネルギー需要の減少に対して
最も影響を与える。

政府は水力発電を徹底的に
開発するための計画を立てたが、
低コストの
リサイクルエネルギー及び自然ガスで
電気生産を進める政策を
実施するべきであろう。

現在の発電能力の26%を占める
最大水力発電所など、
ベトナムは2020年までに
新規のリサイクルエネルギーを利用して
発電全体の5%を生産する計画がある。

ベトナムには豊富なガス資源がある。
優遇措置でガスの生産及び消費が
20年後に大きく増加し、
ベトナム全土のエネルギー需要に
対応するための大きな役割を果たす。


Vneconomy.net  2010年4月20日

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