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2011年02月16日

国内製品消費率 着々増加


国内消費者の心をつかめ

Bui Hanh Thu-Saigon Co.op副社長は、
「ベトナム人が国内製品を選ぶようするには、
各企業の努力が不可欠である。
消費者に最良なサービスを提供するため、
デザインと技術を改善しなくてはならない。
それができなければ、
ベトナム消費者は外国製品を選ぶことになる。」と述べた。

販売価格の安定化

Co.op Martは設立初期(1995年)、
陳列された製品のうち、国内製品はわずかに10%程度で、
残りの90%は外国製品であった。
しかし、営業戦略として、
年々国内製品比率を上げていく計画を立て、実行してきた。
2009年からは、国内製品の販売促進運動を応援するため、
ベトナム製品の販売比率を、
Co.op Martの50店舗と、 Co.op Food20店舗で
90%近くに引き上げた。

Van Duc Muoi-Vissan社長は、
「2010年、原料仕入れ価格が16~33%上昇したが、
 販売価格は今年の第1四半期末まで維持させるつもりである。
 Vissanは生産経費を補填するため、技術を改善し、
 生産能力を上げる必要があった。
 結果は、2010年の生産能力が、前年比51%増となった、
 しかし、売上は16%増に留まった。」と述べた。

「販売価格の安定化」キャンペーンに参加しない場合、
Vissanの売上と利益は、大幅に増加するものと思われる。
しかし、消費者に寄り添う形の戦略を実行しているため、
現在、Vissanのシェアは大きく拡大し、
ベトナム全国の加工食品市場の35%を占めるに至っている。
ホーチミン市での生食品市場は30%を占めている。
以前のVissanは15~20%が限界値であった。



InfoTV.net  2011年2月16日

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