ブルーチップ ベトナム投資ニュース

2010年ベトナム企業の年間報告によると、
ベトナム不動産価格はアジアの地域の中で高い方であり、
行政的手続きも簡易化している。
同時に、国会は不動産営業法、住宅法の修正、土地法を発行したため、
企業に渡された土地の面積が広くなり、投資案件の安定性が高くなった。
また、延期期間が15年延びたため、外国投資家が積極的に
不動産分野に投資している。

2010年は Capita Land Limited、Keppel Land Limited 等
シンガポールの不動産会社は、ベトナムへの投資促進の年であった。

3月22日までの年初3ヶ月で、ベトナム全国で173件の投資案件が
投資許可を発給され、投資申請総額が20億3800万USDに達し、
2010年同期の64.8％相当となった。

年初3ヶ月で最大投資資金を有する案件は、ホーチミン市における
シンガポール企業の製造投資案件である。
First Solar Vietnam有限会社の投資案件は、投資総額10億USD。
2億6600万香港USDの投資資金を有するEnfinity Ninh Thuan有限会社、
BritishVirginIslands による1億7400万USDの投資資金を有する
Da Nangマリーナ整備会社、5556万USDの投資資金を有するDa Nang市
Dong Phuong別荘・ホテル有限会社の投資案件もある。

2010年ベトナム企業年間報告書によると、
中央政府に直轄しているベトナムの50省市の中で、
Quang Nam省は最大外国投資申請額（4,177,100万USD）となり、
新規投資申請総額の24.2％を占めた。理由は、
シンガポール投資家のNam Hoi Anリゾートの投資案件があり、
投資申請額が40億USDとなったため。

2番目はBa Ria－Vung Tau省であり、投資申請額は240,060万USD。
全体の13.9％を占めた。2008年、Ba Ria－Vung Tau省への投資額は
120億USDに達した。2009年、国際経済衰退の影響を受けて、
ベトナムへのFDIはかなり減ったが、Ba Ria－Vung Tau省は
68億USDと23兆VNDの投資資金を調達できた。

現在、Vung Tau省では複数の投資案件がある。
典型的な例はDragon See国際観光展示センター（投資家が
アメリカの Skybridge Intercontinental Development Corporation、
投資申請額は9億USD）であり、Ba Ria –Vung Tau省で
最大の投資申請額を有する案件である。

Ba Ria－Vung Tau省はロジステック分野を開発する上で
地理的に有利な地方である。

Quang Ninh省は新規投資案件の2件しかないが、
ベトナム全国で3番目のFDI調達地方になっている。
増資申請額は214,800万USDに達し、全体の12.5％を占める。
新規投資申請案件はMong Duong AES-TKV電力有限会社（オランダ、
投資申請額が21億USD）と中国の肥料生産工場である

次はホーチミン市で、投資申請額が189,530万USD、
全体の11％を占める。Nghe An省は132,770万USDを調達でき、
全体の7.7％を占める。