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2011年04月13日

APEX 日本人旅行客の滞在期間延長を要請


日本人専門の旅行会社、APEXベトナム観光合弁会社は、
ベトナム観光総局に対し、
日本人の観光客に対する査証免除期間を、
15日から、30日ないし60日に延長するよう要請した。


Nguyen Van Tran-APEX社長は、
「現在、日本国籍を持つ人の場合、
 査証免除期間は、15日となっている。
しかし、十分な観光やリラックスためには、
この期間は短い。」と話す。

観光総局によると、東日本大震災以降、
日本人観光客は軽く減少した。
3月の観光者数は43,500人で、
2月より4,100人減となったが、
前年同期比では10%増となっている。
日本は、ベトナム観光産業にとって、
第3位の大規模市場である。

APEXの要請に対しベトナム観光総局は、
政府関係機関の意見も収集し、
早期に政府に提案を行う、と回答した。

震災後すぐ、タイ旅行管理機関も、
日本人観光客への査証免除期間を、
30日から90日に延長する提案を行っている。
この制度の期間は、2011年9月30日までである。
現在、ホーチミン市では、
旅行会社数社が、ベトナム人を対象に
日本ツアーの宣伝を行っているが、
参加申し込み者数は、伸び悩んでいるようだ。

日本ツアーを専門に提供するSamuraiは、
パッケージツアーに関する問い合わせもあったが、
日本政府からの放射能汚染に関する情報を待つ状況にある、とした。
震災後初めての日本ツアーの開設時期は、
5月中旬を予定している。



サイゴンエコノミックスタイムズ  2011年4月13日

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