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2011年09月29日

2012年の経済動向と収支バランスの推移


国家予算の収入がGDPの約25%、社会全体の投資総額がGDPの約34%、
超過輸入額がGDPの13%以下等の内容が、2012年のベトナム経済動向に関する
計画投資省の経済成長企画の中で掲載された。


失業率4.5%以下を予測

計画投資省は労働人材と就職率について、2012年に労働人材が約5,290万人、
その内の約5,127人がベトナム国内で就労することを予測した。

2012年には160万人の労働者が追加雇用され、9万人が外国に派遣される。
都市部の失業率が4.5%以下に抑えられ、農業分野では就職率が45.4%、
工業分野が23.6%、サービス分野は31%となる。

国家予算の収入割合はGDPの約25%

国家予算の収支は以下に挙げた二つの経済動向によって算出される。
GDP成長率が6.5%に達した場合は、国家予算の収入が740.5兆VNDに到達して
GDPの約25%相当となり、2011年より10.6%の増加を示す。国家予算の支出が
903.1兆VNDとなった場合、国家予算の超過支出は141.6兆VNDに達し、GDPの
4.8%相当になる。

また、GDP成長率が6%となった場合は、国家予算の超過支出がそのままGDPの
4.8%に達し、支出額は897.6兆VND、収入額が736兆VND(GDPの25%)となる。

投資開発に1兆VNDを出資

この数字はGDP成長率が6.5%となった場合のものであり、GDP約34%相当の
金額で、国家予算からの投資額はその内の約180兆VNDである。国家の投資開発に
充てられる貸付資金が約56兆VND、外国直接投資額は約175兆VNDと予測される。

GDP成長率が6%にとどまった場合は社会全体への投資総額が977兆VNDに減少し、
GDPの約33.5%相当となる。ただし、国家予算からの投資金額と外国投資金額は
あまり変化しないが、国家の貸付金額が約1兆VNDの減少となる。

130億USDを上回る超過輸入額

GDP成長率が6,5%に達した場合は、輸出額が1,017億USDに達し、2011年より
13%を増加し、超過輸入額は約131億USDとなり、輸出入総額の12.9%を占める。

GDP成長率が6%だった場合には輸出入総額が1,008億USDとなり、2011年より
12%増、超過輸入額は約136億USDに達し、輸出入総額の13.5%を占める。

プラスに転じる国家収支全体のバランス

GDP成長率が6.5%の場合には国家貿易が約-43.7億USDとなる。超過輸入額は
まだ大きいが、外国からの資金導入も多いため、キャピタルバランスとしては
+100.3億USDの状態である。2012年は国家収支全体のバランスが約31.6億USDの
プラスになると予測される。
また、GDP成長率が6%に達した場合は国家貿易が約-36.7億USとなる。超過輸入額は
まだ高く、キャピタルバランスが+100億USDの状態である。この場合では2012年に
国家収支全体のバランスが約26.3億USDのプラスになると予測される。

電気力需要に基本的な対応可能

GDP成長率が約6.5%の場合は2012年に電力需要が約13%の増加となり、国民の生活に
必要な電力は約1,067億KWH、生産用で約1,204億KWH(輸入電力約40億KWHを含む)
となる。

電力の調達先について計画投資省は、新たに稼働する2,800MW規模の発電所によって
2011年末まで24,000MWの電力が調できる可能性があるとした。

現在、実施されている発電計画が予定通りに進み、電力の効果的な節約が実現された場合
来年の電力需要には基本的に対応が可能となる。

米の輸出 約650万トン

食糧と米栽培能力は4,180万トンになると予測されている。国内市場には約2,750万トンの
稲を供給する。その内の85万トンが栽培用、520万トンは養殖用、2,150万トンが国民の
生活用となる。残りの1,345万トン(米650万トンに相当)は輸出用である。

Vneconomy.net  2011年9月29日

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