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2012年01月16日

テト明け、銀行合併計画続々


2012年、ベトナム経済が明るい兆しを見るためには、
第1四半期に5~8社の銀行が合併するのが良い。
2012年はベトナム銀行ネットワークにとって、再編の年となるだろう。


落ち込む経済成長

2012年はベトナム経済にとって引き続き困難な年となりそうだ。
国際経済はまだまだ不安定な状態が続き、
ベトナム経済も、その変動に大きく影響を受けることになるだろう。

1月11日のベトナム対外経済会議では、Binh国家銀行総裁が
「2012年は、インフレ抑制とマクロ経済の安定化が、
 引き続き最優先の目標である。」と述べている。

この10年ベトナム経済は、年平均7%の成長を遂げてきた。
しかし、国会では2012年の目標を6~6.5%と設定している。

2012年の国内経済は、インフレ上昇率が10%以下まで下がり、
経済成長率が約6.5%に達するとの予測が、立てられている。
国家銀行の予測では、最悪の場合、
インフレ上昇率が12%にまで上がることが、想定されている。

2012年第1四半期、5~8社の銀行が合併

財政政策について、
2011年は政府が厳しい財政政策を実施し、
ベトナム経済改革20年の歴史の中で初めて、
銀行分野の成長率が著しく低下した。
政府の統計によると、2011年12月30日までで、
銀行分野の成長率は13%で、それまでの年の1/3相当にまで落ち込んだ。
清算金額は10%を割り、こちらも過去それまでの約1/3相当となった。

2011年、政府は銀行分野の資金貸付成長率を
20%以下に押さえるという目標を立てた。
しかし結果は、13%に留まった。
今年の銀行分野の貸付成長率目標は15~17%で、
ノン・プロダクション分野に対する資金貸付は、引き続き制限される模様。

理由はベトナム資本市場がまだ発展していないこと、
資金流動がまだ効果的ではないこと、などが挙げられている。
証拠は、この数年間の社会全体の投資総額は、
GDPの約44%を占めているが、
節約金額はGDPの20%相当に留まる。
企業に投入されている資金は、80%が銀行借入であるため、常に不足状況である。
そうした状況を受け、活動資金を確保するため、成長目標を維持するため、
2012年、政府はノン・プロダクション分野に対しての
資金貸付を制限し、製造業、農業、裾野産業、
中小企業(SME)に対しての貸付を優先する、とした。

Nguyen Van Binh-国家銀行総裁は、
2012年は、銀行ネットワークの再編が財政力改善の大きなカギとなる、
と話している。政策の厳守力を高め、
ネットワーク全体の透明性を改善するため、断固実行すると強調した。

テト休み明けには、銀行数社の合併が明らかになる予定である。

2012年、全体の清算バランスシートは30億~50億USD黒字

為替レートと外貨準備資金については、
前年の成果が、2012年の活動の安定を支えることになるだろう。
2011年2月から12月31日まで、
VNDは、銀行及び地価市場の両方で、1.1%の変動に留まった。
昨年と比べて今年は外貨準備資金が増加したため、
2012年は、外貨準備資金が引き続き増加する傾向になるだろう。

2011年は国際経済にとって困難な年であったが、
ベトナムの輸出業界にとっては、30%という記録的な成長を遂げ、
他の外貨収入源も大きく改善されることになった。
ベトナムの貿易収支バランスは、
この数年、超過支出であったが、
2011年に初めて超過収入となり、25億USDの黒字となった。
2012年には、ベトナムの貿易収支バランスは、
30億~50億USD黒字になると予測されている。

目標は、2015年末までに外貨準備資金が
GDPの12~15%となることである。



Vef.vn 2012年1月16日

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