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2012年12月25日

ベトナムにも吹き荒れる就職難


不況を受けて、新卒者や失業者が
新たな仕事先を見つけられないケースが増えてきている。
現在国内で約100万人が失業状態にあると言われている。


統計総局と国際労働機関が共同で行った2012年労働調査の結果が、
12月18日発表された。

それに先立って公開された統計総局の報告によると、
ハノイ市で第二四半期以降110万人が就職先を見つけたが、
求職者も同等数増加したとのこと。

2012年10月1日時点、ベトナム全国で15歳以上の就労可能人数は5,310万人、
その中で実際に就労しているのは5,210万人に上る。
その70%が農村から来る人であった。

2012年、失業率が一番高い地域はホーチミン市で 3.92%となっている。
続いてメコンデルタ、北中部、海岸沿いの中部で 2.21%。
ハノイ市の失業率は2.15%に達する。
失業率が最も低いエリアは北部山丘地帯である。

仕事が不足しているエリアは、メコンデルタが一番で、
不足比率は4.6%に上る。
その次は紅河のデルタで、3.45%。
ハノイ市では0.98%となっている。
ホーチミン市は最も低く0.54%。

失業率は、農村より都市が深刻

外国投資関係セクターと国営経済セクターの労働雇用比率は、
2012年に入って減少傾向にあり、
第1~第3四半期までに3%減少となった。
逆に、民間経済セクターでの労働雇用比率は増加している。

男女格差の問題も依然根強く、2.5%の女性求職者が就職先を見つけられない状況だ。
この比率、男性の場合は1.7%しかない。
また、15歳から24歳の失業者は47%を占める。
若手労働者が就労先を見つけることは特に大きな問題である。



Vneconomy.net 2012年12月21日

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