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2010年05月07日

第2四半期のGDPが大きく増加


ベトナム計画投資省は
第2四半期のGDPが第1四半期より大きく
増加すると予測した。


5月5日に行われた
政府定期会議において計画投資省は、
第2四半期のGDPが第1四半期より
増加すると予測した。
今年のGDP成長目標の6.5%と
7%以下のインフレ抑制目標が
実現できる可能性は高い。

計画投資省によると、
4月と年初4カ月の経済状況が
国際経済回復と共に良い傾向が表れ、
国家予算の収支活動も順調である。

統計総局によると、
4月の工業生産価値は
62兆6700億VND(前年同期比13%増)で、
農業生産活動も回復した。

4月の輸出入活動もかなり改善された。
輸出額が57億USD(前年同期比33.5%増)で、
この19カ月で一番高い。
輸入額は201.6億USD(前月比3%増)で、
年初4ヶ月の全国の輸入総額が
248億USD(前年同期比35.6%増)。
年初4ヶ月の超過輸入額は
輸入額の23.1%に相当する。

2010年4月末までに、
支出額が3月より2.92%、
2009年12月より5.88%増加した。
各銀行の預金残高は
3月末より2.8%を増加し、
2009年12月末より5.93%の増加。

4月の物価上昇率は0.14%と微増で
年初から最低の上昇率である。
サービス分野は積極的に発展し、
小売総額及び消費サービスの売上が
前年同期比で25%増加。

4月には約4千社の企業が新規設立され、
申請総額は42兆VNDである。
年初4ヶ月で全国では2万2千社が設立され、
2009年に新設された企業数の81.5%に相当する。

計画投資省は、
「今後、工業分野、建設分野、サービス分野、
 農林業、水産業もより良く発展する展望がある。」
と予測する。

投資資金の調達について、
マクロ経済が安定していることによって
国内市場と輸出市場が拡大している。
ベトナム経済は様々な難問に直面しているが、
成長目標を達成する可能性は高い。

しかし、国内では
インフレが高く上昇することや、
輸出入、貿易収支のバランスに関する問題もあり、
ベトナム経済発展にとって大きな挑戦となる。


CafeF.net 2010年5月5日

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