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2010年05月19日

マグロ輸出 市場縮小の危機に直面


ベトナム水産物加工・輸出協会(VASEP)によると、
ベトナムのマグロ輸出会社は
輸出市場が縮小される危機に直面している。


原因は密漁に関する規定、
IUU規定の報告制度が適用されたこと、
資材輸入に関する手続きが
複雑になったことである。

最近、ベトナムから日本への
マグロ輸出税率が
アジア地域の他の国より
かなり高いという反響が多い。

2009年10月1日より
ベトナム・日本経済協力協定(VJEPA)が有効になった。
同協定によると、
有効日から10年間で日本側がベトナム輸出商品の
94%の種類の製品を免税した。
特に水産物を含むベトナム農業物の
86%の種類に対して輸出税を免除している。
そのため、ベトナム企業は
AJCEP(アセアン・日本全面経済協力協定)の税率、
MFN(最恵国)の税率、VJEPAの税率を比較して、
最低税率を選択できる。

しかし、VJEPA協定が有効になった時点から現在まで、
多くのマグロ輸出会社が
日本への輸出税率がアジア地域の他の国より
高騰し、近隣国と競争できないことを恐れている。

現在、マグロ輸出会社が
アジア地域の他の国より40%も高い税率を
かけられており、競争できない状況にある。

また、輸出基準を満たすマグロの供給源も
加工需要に対応できないので、
マグロ輸出会社はマグロを輸入しなくてはならない
状況である。

そして、ベトナムでは水産加工原料の輸入手続が
非常に複雑なので、輸出競争力が弱く、
マグロ輸出会社はEU市場での拡大を断念している。


InfoTV 2010年5月19日

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